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歯科衛生士の転職のやり方とは?準備~内定・入職・退職までの流れ成功する転職方法を徹底解説

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歯科衛生士の転職のやり方とは?準備~内定・入職・退職までの流れ成功する転職方法を徹底解説

歯科衛生士としてある程度経験を積んできた、最初に就職した医院がいまいちフィットしない、もっと専門性のある仕事をしていきたい、仕事の幅を広げたいなど、歯科衛生士のみなさんはいろいろな理由で転職を考えると思います。
転職したい思いはあっても、転職は未知の世界、なかなか一歩を踏み出せないという方向けに転職のやり方や方法を解説していきたいと思います。

歯科衛生士の転職って難しいの?

まず歯科衛生士の転職に関しての難易度ですが、他の職種に比べて難易度は低いと思います。

  • 歯科衛生士という資格が必要な職業であること
  • 歯科衛生士は慢性的な人手不足であること
  • 歯科衛生士の離職率は高く流動性の高い業界であること

このようなことから歯科衛生士の転職は他業界に比べても、退職後に仕事が無くて困るという職種ではないと思います。

実際、日本歯科衛生士会から発表されたデータによると、転職を経験したことがある歯科衛生士は約75%で約4分の3の方が転職を経験されています。
この記事を読まれているあなたも転職経験者ということもあるかと思います。

転職のための準備とは?

歯科衛生士の転職活動期間の目安は?

歯科衛生士の転職活動の流れを大きく分けると、どんな職場が向いているのか、転職に何を求めるのか、歯科医院の情報収集、履歴書や職務経歴書の作成、求人への応募、面接、内定、退職と進んでいくことになります。
情報収集〜書類作成で1週間〜2週間、応募〜面接で1ヶ月、内定〜1ヶ月くらいが目安になると思います。これはあくまで早いパターンになると思うので、だいたい2ヶ月〜3ヶ月くらいを目安に考えると良いかと思います。

転職はいつから始める?辞める前?後?

転職活動は辞める前と辞めた後のどちらが良いのでしょうか?
ここに関しては世の中一般のデータを参考にしていただければと思います。リクナビNEXTのデータでは以下のようになっています。

働きながら転職活動した 76%
辞めてから転職活動した 18%
転職活動中に辞めた 7%

多くの人が辞める前から転職活動をしているという結果になっています。

辞める前転職・辞めた後転職のメリット・デメリット

辞める前に転職活動をしていた人のメリットは、「離職期間が発生しない」「収入が途切れることがない」です。お金や期間に制限が発生しないので、気持ちにゆとりを持てるというのがメリットでしょう。

辞めた後に転職活動をした人のメリットは、「準備に時間を取れた」「しっかりと休むことができた」です。面接なども時間をきにせずに設定できたり、充電期間としてゆっくり休めるというのがメリットでしょう。

逆にデメリットはこんな感じです。
辞める前に転職活動をしていた人のデメリットは、「準備に時間をかけられない」「選考スケジュールが調整しにくい」「急募求人で不利になる」などです。

辞めた後に転職活動をした人のデメリットは、「ブランクが長くなると、選考で不利になる」「経済的な問題で焦りが大きくなる」などです。

これに関しては、どちらが正解というのは無いので自分のスタイルに合わせて選択するのが良いです。

転職にあたって大切にしたいことをまとめよう

次の転職先を失敗しないためにも、現時点の自分の希望や大切にしたいことを整理しておくことが重要です。
いきなり求人を見ても問題ありませんが、どういった基準で検索しようか、どの求人も良く見えてしまう、どの求人も同じに見えてしまう、といった点で悩むということもよく聞きます。

歯科医院にエントリーしよう

検索すると歯科衛生士向けの転職サイトが出てくると思います。sこで希望勤務地や職場の雰囲気などの条件から、求人を探してみましょう。
面接に行ってみたら「求人のイメージと違うかも」ということもあります。まずは、興味を持った企業は積極的に応募して、自分の目で確認しましょう。

履歴書や職務経歴書を作ろう


求人にエントリーしたら履歴書や職務経歴書を作りましょう。
履歴書に関しては文房具店やコンビニで売っている履歴書を使用して問題ありません。歯科医院側も最低限の正しい情報を取得できれば問題ないので、2枚折の履歴書ではなく片面の履歴書で十分です。こちらのほうが書く手間を考えると非常に楽です。

職務経歴書に関しては、必要な項目はだいたい以下の項目になります。

  • 職務経歴
  • 活かせる経験・知識・技術
  • 学歴
  • 資格
  • 自己PR

職務経歴書を記載する際に気をつけたいポイントに関しては以下になります。

  • 今まで対応した疾患、役割、参加した委員会、研修などを具体的に記載しましょう。
  • その中でどのような学びや経験をしたのかを記載しましょう。
  • 過去の業務の中で自分が努力したことや改善したことなどを記載しましょう。
  • 医師とどのようなコミュニケーションをしてきたのか、どのようなことを心がけていたのか記載しましょう。
  • 今後どのような専門性にチャレンジしたいのか記載しましょう。

知識や経験に加え、貢献度をアピールすることが大切です。

エントリーしたら面接に行ってみよう


歯科衛生士の面接でよく聞かれる内容は以下の4点です。

  • 自己PR/自己紹介
  • 志望動機
  • 経験/スキル
  • 転職理由

    自己PR/自己紹介

    面接の最初にアイスブレイク的な感じで「自己紹介してください」や「自己PRをしてください」などの質問を投げかけられることがあります。この質問に対しての回答でその後面接のしやすさが変わるのでマイナスが最低限になるように回答できるようにしましょう。

    まず、相手の目を見て笑顔で話すことです。歯科医院もサービス業と言われる中、患者さんと笑顔で接することができるかは大切な項目になります。患者さんの前でどのような対応をするのかを面接で見られていると思って面接に臨みましょう。

    次に、仕事のスキルや経験を端的に説明しましょう。歯科医院でしっかりと力を発揮してもらえるかを確認しています。どのように貢献できるのかに焦点をあてて話しましょう。

    自己PR/自己紹介をだいたい1分〜2分くらいで回答できるようにしましょう。長過ぎるアピールは空気が読めないなという判断になってしまう可能性があります。結論から始めて、簡潔に話すことを心がけてください。

    志望動機

    志望動機では、「なぜうちの歯科医院に応募しましたか」「他の歯科医院ではなくうちに応募したのはなぜですか」などの質問が投げかけられます。

    ここでは、長く歯科医院で働いてもらえるか、風土や文化にマッチするのかを確認しています。事前に求人内容や院長のインタビューなどに目を通しておくことでより具体的な話ができるので、欠かさずやっておきましょう。

    経験/スキル

    自己紹介や自己PRを元に「どのような経験をしてきましたか」「できる技術は何がありますか」といった質問が投げかけられます。

    ここでは、仕事に就いたときにどのような活躍ができるのかを確認しています。相手が求めているスキルや経験を事前に想像し、それにマッチするような話ができるように心がけましょう。

    転職理由

    転職面接で重視されるのがこの質問です。「なぜ前職を辞めようと思ったのですか」「辞めた理由はなんですか」といった質問が投げかけられます。

    ここでは、同じ理由で自分の歯科医院を辞めることにならないかを確認しています。不満などがあって辞めようとしていることは面接官も分かっているので、嘘や変に取り繕う必要はありません。ただし、ネガティブな情報だけではなくポジティブな情報を一緒に伝えることが重要です。

    例えば、「残業が多くて辛いので転職を決意しました」ではなく、「残業が多く、新しくインプットする時間を確保するのが難しいと考え転職を決意しました」というような感じです。

    歯科医院に内定したら確認したいこと

    歯科医院から内定を頂いたら、承諾をする前に労働条件を必ず確認してください。働いてみたら面接や求人票に書かれていた内容と違ったということがあります。労働条件や労働条件通知書の以下の点を確認しましょう。

    契約期間

    労働の期間が設定されている場合は記載があります。特にない場合は記載なしになります。
    入職日が正しく記載されているか確認しましょう。面接で事前に確認が取れている場合は記載がない場合があります。
    また、試用期間が設定されている場合があるのでこちらも確認しておきましょう。

    就業場所

    勤務する場所が記載されます。歯科衛生士はそんなに転勤が多い職業ではありませんが、多くの歯科医院を経営している法人では転勤の可能性もあるので確認しましょう。

    勤務時間

    始業就業の時間が記載されます。最近では働き方改革などで時短勤務やフレックス勤務などを導入する医院も増えていますので確認しましょう。
    また、時間外労働有無に関して確認しましょう。時間外手当、深夜手当、休日手当などの詳しい内容を確認しておく必要があります。

    休日休暇

    毎週何曜日が休みなのか等が記載されます。よくある勘違いとしては「完全週休2日」と「週休2日」では違うということがあります。完全週休2日は毎週2日の休みがある場合を指します。週休2日は月に1回以上2日の休みがある週があればよく、その他の週は1日の休みでも良いということになります。
    有給休暇に関しての記載もありますので確認しましょう。

    給与/諸手当

    基本給が月給、日給、時間給などで記載されます。ここでもよくある勘違いとして「みなし残業(固定残業)」というのがあります。
    例えば、「基本給には月40時間の残業手当を含む」などの表記があります。これは40時間残業をしても40時間分は基本給に含まれていますよということです。

    諸手当としては家族手当、住宅手当、資格手当などが記載されますので確認しましょう。
    所定時間外手当として、残業手当や休日出勤手当などの割増賃金が記載されます。賞与や退職金は存在する場合は記載されます。

    退職手続きってどうするの

    辞める前転職の場合は内定が出たら、辞めた後転職の場合は既に退職手続きを行っているということになりますが、ここでは辞める前転職の場合を想定して退職手続きをどうするのか確認していきます。

    退職交渉

    労働基準法では意思表示をした2週間後には退職ができると規定されていますが、穏便に退職することを考えると最低1ヶ月前に、引き継ぎを考えると3ヶ月位は余裕を持っておくと良いと思います。
    退職交渉は休憩時間や業務時間後などに個室で相談することが望ましいです。

    退職日の決定

    退職交渉の中で具体的な退職日を決めることになると思います。仕事の引き継ぎや有給消化などを計算して退職日を決定していくことになります。転職先の入職日が決まっている場合もあると思いますので、現実的な退職日を決めていくことになります。

    退職届の提出

    今回のような退職の場合(解雇などを除く)は、一般的に退職届の提出を求められます。
    退職届は退職交渉が終わった後に提出するのが無難です。よくドラマなどでいきなり退職届を叩きつけるみたいなシーンがありますが、あれは非常に失礼な形になるので避けたいものです。

    まとめ

    歯科衛生士の転職についてまとめてきましたが、基本的には別業種の転職でも同じ部分も多々あります。スキルや経験、面接官が重視する点などは歯科衛生士ならではの部分がありますので、しっかり転職の要点を把握して転職活動を進めてみてください。

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